2012年03月03日

歌の力: 森下よしひささんの死を悼んで (vol.234)

先月、森下よしひささんが53歳で亡くなられた。
森下さんは、葵区水落の交差点から日吉町方面へのびるケヤキ通り沿いに、「フォークテラス 海風」という飲食店を構えていた。店名から察せられるとおり、森下さん自身がシンガーソングライターであった。

朝倉氏(安倍七騎、柿島村名主)の菩提寺、曹源寺で行われたイベントでは、鐘楼の台座に腰掛けて、馴染み深いフォークソングを歌ってくれた。

森下さんのアルバム『ただいま』の中に、「虹をつくる場所」という歌がある。これを聴くたびに、

―ああ、森下さんは、

♪ 地平線の向こう側に いつかあると聞いた 世界中に笑顔運ぶ 虹をつくる場所を 今目指して‥

旅立たれたんだ―と思う。

ここ一週間ほど(―ほとんど「終始」といっていいくらい―)私の頭のなかを、この歌がめぐっている。これは、“歌のみが持ちうる力”であると思う。終始、森下さんの軽やかで、かつ力強いの歌声が、私の頭の中をめぐっているのだから。

そういえば、私が車中でこのCDばかり聴いくので、妻もいつの間にか、前出の部分を口ずさむ。
妻にとっても、大好きな歌のひとつとなったようだ。

森下さん、素敵な歌をありがとう!!
そして、さようなら…。

歌の力: 森下よしひささんの死を悼んで (vol.234)




Posted by 安倍七騎 at 00:08│Comments(0)
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