2009年02月08日

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

『安倍七騎』で取り上げた「坂本姫の顔洗い場」の整備については、vol.41「その後の坂本姫顔洗い場」(2008.5.11)で書きました。

これは、私の講演会(静岡市藁科図書館主催)を聴きにきてくださった葵区坂本の山田唯夫(やまだ・ただお)さんが、廃れ果ててしまった「坂本姫の顔洗い場」を、集落の人々に呼びかけて整備してくださったものです。

私は、このことでかねてよりお礼がいいたく、宮本金六さんのご子息金一郎さんに仲介の労をとっていただき、本日(2009.2.8)ようやくこの方々にお会いし、お礼を申し上げることができました。

じつは、「坂本姫の顔洗い場」の整備のあと、これも『安倍七騎』で触れた「アカヌタソウゲンヤシキ」「上臈の段」などを整備され、以降、折をみては整備地の清掃をされているそうです。

この会の名を「坂本愛郷の会」といい、会員の方は、ほとんどがご高齢です。
ご高齢ですが、“郷土の歴史・伝説の地を廃れさすまい”とするバイタリティーと心意気には感服しました。

私と、本日同行してくださったアイセル21の川嶋秀和さんもこの会に入れていただき、さっそく15日の清掃活動に参加することになりました。

坂本には、このほか「七人塚」という凄惨な最期を遂げた武田の落ち武者ゆかりの場所がありますが、このことは追って当ブログで紹介したいと思います。

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

 整備された「坂本姫の顔洗い場」

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

 こちらは、「坂本姫の腰掛け石」
 なんでも、この石に座ると、バチがあたるそうです。
 お姫様の座ですからね。
 「無礼者!!」と―。

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

 坂本公民館に集まってくださったみなさん

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

 郷土藁科の楽しい歴史話に花がさきました。

坂本愛郷の会のこと(vol.105)

 「では、15日朝8時半に大山のゲート集合」と、やっているところです。






Posted by 安倍七騎 at 22:04│Comments(0)
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