2010年11月21日

住んでよし 訪れてよしの玉川を歩こう!(vol.190)

11月14日(日)、静岡市協働パイロット事業で、標記のイベントが行われ(実施主体:玉川学区健全育成会)、182名の人々が参加しました。

これは、15名の玉川小学校の児童が、4つのコース(A「中河内歴史散策コース」B「そば打ち体験コース」C「玉川の産業コース」D「西河内民俗コース」)に分かれてガイドするといったもので、私はAコースのアドバイザーとして参画しました。

このAコースを担当した児童は、望月恭平君、三澤萌野さん、白鳥隆斗君、白鳥瑠璃さん、柳草汰君で、戦国時代に活躍した安倍七騎の大石五郎右衛門、朝倉氏、そして、長熊の水神祭りなどを、現地で案内してくれました。



街の人たちをナビゲートする玉川小学校の児童“玉川っ子”たち



「中河内歴史散策コース」一行は大石五郎右衛門伝説が残る葵区上落合へ



大石五郎右衛門の墓前で、五郎衛門とその妻となる女性のかりそめについて、紙芝居をする柳草汰君(小5)



みんな、興味津津。
この日のために、上落合のみなさんが、大石五郎衛門さんのお墓をきれいにしてくれました。



中河内の歴史について案内してくれた4人の玉川っ子。みんなしっかりとガイドしてくれました。



水神祭りでつかう「しか」を、長熊のみなさんがつくってくれました。
この「しか」を川中の大石のうえにおき、それをめがけて村人が川石を投げあてるといった風習です。
昔は本物の鹿を牲(にえ)として使ったそうです。



これが「しか」です。



午後は、それぞれコースから戻って、体育館に集合。昔の玉川の状況をスライドで見たあと―、



皆で「玉川にあって街にないもの」を拾い集めてみました。



それが、玉川の地域資源、つまり宝物です。
そして、それらを、素直で温かな心で街の人に伝える玉川っ子が、それに優る宝物と、街から来た人が言いました。

こういう活動に参画させてもらい、私の貴重な経験―宝物―となりました。







  


Posted by 安倍七騎 at 22:59Comments(0)催事