2009年03月22日

掛け持ち講演会(vol.113)

3月20日春分の日、この日ふたつの講演会を掛け持ちで行った。地理的に幸いしたのが、いずれも会場が安倍川筋であったこと。

午前中は、曹洞宗は松尾山曹源寺(葵区長妻田)の開創500年記念講演会で、同寺の檀家さん対象にそのご本堂で行った。タイトルは「安倍七騎と云われた男たち」。

嬉しいことに、講演会があるという話を聞き、市街地から駆けつけてくださった方もあった。さらに嬉しかったことは、私の拙い話にもかかわらず、レジュメに熱心にメモをとる少年がいたり、笑ってくれると嬉しいなというところで笑いがどっとおこったり・・・、話し手冥利につきる講演会だった。

この曹源寺を開いた人が、安倍七騎のひとりとも目される朝倉氏で、今回はこの朝倉氏の出自や、江戸時代に大名になった朝倉宣正という人物も紹介した。

そして、午後5時には、バッハハウス(葵区油山)での講演。
実は掛け持ちでの講演会というのが今回がはじめてで、曹源寺さんのあとは、市の施設「安倍ごころ」で、予行練習的なことを行った。

バッハハウスでのタイトルは「安倍奥 伝承に生きる戦国史」。
実は、油山温泉と安倍七騎とはかかわりがあり、そのことなどを話した。
こちらの講演会は、山形からやってきた「影法師」というフォークソンググループの演奏の前座で、焼津市の農家、小畑幸治さんからお声がかかったものである。



 「影法師」のみなさん
中央と左の人は農業を営んでいる。
農家の現状や世の中の矛盾など、本来切実なものを軽快に歌う。



小畑幸治さん
小畑さんも農業者だけあって、普段の農作業で感じたことをうたいあげる。
自称「シンガーソングライス」

このイベントに関わった人たちは、油山で一泊したそうだが、午前中から奮闘した私は、コンサート終了後帰宅した。
  


Posted by 安倍七騎 at 20:43Comments(0)催事