2011年10月15日
父のこと(vol.216)
今日、10月15日は、私の父、祐一の命日である。
父が逝って、43年が経つ。
生前の父の記憶を辿ると、夜、布団にうつ伏せになって、本を読んでいたことが思い出される。
その本を覗くと“桜に碇”模様の、七つ釦の青年の写真が載っていた。
父は、特攻隊の志願兵だったので、当時を振り返ってのことだった。
今改めて父の本棚を見ると、大東亜戦争を扱った書籍のほか、『燃えよ剣』『国盗り物語』など、司馬遼太郎先生の書籍がならんでいる。
私が『安倍七騎』を著したことには、亡父の影響が多分にあったことは間違いない。

父の膝に座る私
父が逝って、43年が経つ。
生前の父の記憶を辿ると、夜、布団にうつ伏せになって、本を読んでいたことが思い出される。
その本を覗くと“桜に碇”模様の、七つ釦の青年の写真が載っていた。
父は、特攻隊の志願兵だったので、当時を振り返ってのことだった。
今改めて父の本棚を見ると、大東亜戦争を扱った書籍のほか、『燃えよ剣』『国盗り物語』など、司馬遼太郎先生の書籍がならんでいる。
私が『安倍七騎』を著したことには、亡父の影響が多分にあったことは間違いない。
父の膝に座る私