2008年08月18日
西伊豆の奇岩群を見て(vol.62)
しばらく、西伊豆町へ行ってきました。“八月のお盆休み=観光”の感がありますが仕事です。
その仕事とは、西伊豆町大沢里に、地下1000メートルから湧出するミネラルウォーターがあり、それを売りにする「わさびの駅」という会社の仕事です。朝5時半に出社という、夜型人間の私にとって辛いこともありましたが、夕方の勤務はわりとゆるく、五時ごろには釣竿をもって海に行ける日もありました。
私が向かった釣り場は、仁科浜漁港といいますが、画像のとおりの、実に風光明媚なところです。そこは、沖に離れ小島あり、また岩山が急激に落ち込む海岸線ありのところです。
拙著『安倍七騎』では、北条水軍についてもとりあげましたが、西伊豆の沿岸は 富永氏、山本氏、高橋氏など、北条水軍の主力部隊がいたところです。
彼らは、度々に駿河湾を渡り、今川や武田の軍港を侵しました。しかし、逆に攻入られるといったことはめったになかったようです。
『伊豆水軍』(永岡治著/静岡新聞社)によると、今川や武田方は西伊豆海岸の軍港を攻め入るにも、それが容易にできなかった理由として、西伊豆の地理的なところによることが大きかったと記してあります。
つまり、山麓が波にあらわれるような山の頂からは来敵の様子が手に取るようにわかったこと、たとえ敵の軍船が港に入ってきても山上から落石の攻撃ができたこと、入り組む海岸の為に軍船を隠して敵の不意をつくことができたことなどを挙げています。
仁科浜漁港を取り囲む奇岩群を見つつ、「なるほどなぁ、これでは攻め手は打つ手がないか」などと思っていると、針先のえさを、幾度となく小魚にもっていかれました。
↓ 画像をクリックしてくださいネ!

仁科浜漁港沖にある離れ小島(竜宮島)

仁科浜漁港近くの海岸(下田方面側)

仁科浜漁港近くの海岸(堂ヶ島方面側)

こんな魚が釣れました。
ベラですかなぁ・・・。

大浜海岸から望む亀甲岩
―― 余話ならぬ“余画像” ――

「わさびの駅」全景

「わさびの駅」の取水場の様子。取水に4時半から待つ人も。
その仕事とは、西伊豆町大沢里に、地下1000メートルから湧出するミネラルウォーターがあり、それを売りにする「わさびの駅」という会社の仕事です。朝5時半に出社という、夜型人間の私にとって辛いこともありましたが、夕方の勤務はわりとゆるく、五時ごろには釣竿をもって海に行ける日もありました。
私が向かった釣り場は、仁科浜漁港といいますが、画像のとおりの、実に風光明媚なところです。そこは、沖に離れ小島あり、また岩山が急激に落ち込む海岸線ありのところです。
拙著『安倍七騎』では、北条水軍についてもとりあげましたが、西伊豆の沿岸は 富永氏、山本氏、高橋氏など、北条水軍の主力部隊がいたところです。
彼らは、度々に駿河湾を渡り、今川や武田の軍港を侵しました。しかし、逆に攻入られるといったことはめったになかったようです。
『伊豆水軍』(永岡治著/静岡新聞社)によると、今川や武田方は西伊豆海岸の軍港を攻め入るにも、それが容易にできなかった理由として、西伊豆の地理的なところによることが大きかったと記してあります。
つまり、山麓が波にあらわれるような山の頂からは来敵の様子が手に取るようにわかったこと、たとえ敵の軍船が港に入ってきても山上から落石の攻撃ができたこと、入り組む海岸の為に軍船を隠して敵の不意をつくことができたことなどを挙げています。
仁科浜漁港を取り囲む奇岩群を見つつ、「なるほどなぁ、これでは攻め手は打つ手がないか」などと思っていると、針先のえさを、幾度となく小魚にもっていかれました。
↓ 画像をクリックしてくださいネ!
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こんな魚が釣れました。
ベラですかなぁ・・・。
大浜海岸から望む亀甲岩
―― 余話ならぬ“余画像” ――
「わさびの駅」全景
「わさびの駅」の取水場の様子。取水に4時半から待つ人も。
山神考―yamagami-koh― (vol.236)
小説 友任哀史 ―ともどう・あいし― (vol.232)
浪人坂のお話など(vol.231)
寒くなりましたですな(vol.227)
橋本新大阪市長のいう“独裁者”(vol.226)
福島県の四倉ふれあい市民会議さん来静(vol.225)
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Posted by 安倍七騎 at 00:52│Comments(0)
│徒然
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