2011年06月12日
内一ツ そぼかい(vol.205)
本日、坂本愛郷の会(葵区坂本、山田唯夫会長)の会合があり、行ってきました。議題は「坂本愛郷マップの作成について」ということで、歴史の宝庫坂本のマップづくりのことでした。
開会の前、私が坂本のあるお宅で目にしたのが、標題の「そぼかい」でした。
徳川家康公が駿府城を居城としてから、井川と駿府城を結ぶ安倍街道で御茶壷道中が行われました。その運営を任されていたのが、井川の海野弥兵衛と柿島の朝倉在重でした。
茶匠宋圓(そうえん)から海野弥兵衛に宛てた「御茶壷銘状」(慶長十七子五月五日付け)という御茶の送り状には、
尾張宰相様
一、玉虫之 御壷一ツ
遠江宰相様
一、楊柳 御壷一ツ
一、御あちゃ様御壷一ツ
内一ツ そぼかい
と、あります。
蔵宅のご主人によると、「そぼかい」は「祖母懐」とのことで、豊臣秀吉公の愛蔵の品だったとのことです。
「祖母懐」とは、なんと味のある言葉でしょう。


耳を近づけると、「ゴーッ」という低い音が聞こえました。
開会の前、私が坂本のあるお宅で目にしたのが、標題の「そぼかい」でした。
徳川家康公が駿府城を居城としてから、井川と駿府城を結ぶ安倍街道で御茶壷道中が行われました。その運営を任されていたのが、井川の海野弥兵衛と柿島の朝倉在重でした。
茶匠宋圓(そうえん)から海野弥兵衛に宛てた「御茶壷銘状」(慶長十七子五月五日付け)という御茶の送り状には、
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一、玉虫之 御壷一ツ
遠江宰相様
一、楊柳 御壷一ツ
一、御あちゃ様御壷一ツ
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と、あります。
蔵宅のご主人によると、「そぼかい」は「祖母懐」とのことで、豊臣秀吉公の愛蔵の品だったとのことです。
「祖母懐」とは、なんと味のある言葉でしょう。
耳を近づけると、「ゴーッ」という低い音が聞こえました。
山神考―yamagami-koh― (vol.236)
小説 友任哀史 ―ともどう・あいし― (vol.232)
浪人坂のお話など(vol.231)
寒くなりましたですな(vol.227)
橋本新大阪市長のいう“独裁者”(vol.226)
福島県の四倉ふれあい市民会議さん来静(vol.225)
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Posted by 安倍七騎 at 23:26│Comments(0)
│徒然
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